【アルバートブレンド クォンタム 極深煎り】
以前から、アルバートコーヒーロースターズでは極深煎りへのアプローチを模索しておりました。しかし、深煎りは抽出者への要求も発生してしまう珈琲だと考えており、お客さまが抽出しやすい様に、ある種の譲歩した具合ではリリースさせる意味がないと足踏みをしておりました。この度、たくさんの方の指示によりエスプレッソもしくはネル(布)ドリップ、かつ豆売り販売のみという制約を前提に販売させていただくことになりました。
神の味がする
神バッカスが愛するお酒の様な陶酔感あるコーヒーを作り出そうと思っておりました。そこで焙煎プロセスを全く新しく構築し、熱風式の様な力強い、それ以上に半熱風の特性を活かした新しい極深煎りを生み出しました。その独特な焙煎方法から世の中の考えを超越したアインシュタインなどが提唱するクォンタム=量子になぞらえた名前がつけられました。
要求される抽出方法
エスプレッソでは、マキネッタでの抽出は正解ではありません。きっちりとしたエスプレッソマシンで挽きたての豆でない限り良い味が全く誤解した味が出てしまいます。ネルドリップでは一杯に20gの豆を使用して点滴ドリップで抽出してください。どちらもうまくいけばウィスキーの様な雰囲気を持ち、舌に絡みつく飴の様な甘さ。
効率性と共存する非効率性
パッケージは一点一点手書き仕上げです。製品ひとつひとつに想いを込めており、流作業にならない様に今でも何千枚と手書きで仕上げてきました。一見非効率に感じますが、物作りをしていく上で大切な心持ちだと思っております。