美味しいを可視化する試みは非常に難しいです。
美味しいは、人それぞれ、個人個人が持っているもので、千差万別だからです。
しかし、美術館の絵をたくさん見て教養を経て、そこからの理論的な考察で絵についてを物語るように、珈琲に対して我々の経験をのせることを念頭に置きました。
珈琲は農作物です。
ロットなどによって味も変わっていきますが、我々の経験と共に更に成長していくような人間味のあるブレンドにしたいと思っております。
ブレンド構成はブラジルで甘みとバランスを整え、コロンビアでコクを、モカマタリで品格を与え、イルガチェフでフルーティー感を添えました。